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リハビリテ−ション科
 
■当院におけるリハビリテーションについて
 当院のリハビリテーションでは、患者さんの痛みや悩みに対して、対象療法となることがないようその原因を追究し、必要あれば日常生活指導などの生活リハビリも行います。また当院では完全担当制を採用し、様々なリハビリテーション検査を行い、患者さん一人一人に必要な運動メニューを提供することを心がけています。

リハビリテーション科 科長
永井 多賀子 医師
専門分野 整形外科 リハビリテ−ション
所属学会 日本整形外科学会、日本リハビリテーション学会、日本手の外科学会、日本リウマチ学会

□スタッフ紹介
芹澤 誠 理学療法士  副主任
得意分野: 整形疾患の運動療法
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 一般整形病院・スポーツ整形外科病院を中心に勤務をして来ました。
また、その間にも老人保健施設や訪問リハビリなどの仕事にも従事していたこともあり、幅広い経験を持っていることが強みです。
 患者様自身に主体性を持って治療に臨んでいただくことを目指して臨床を行なっています。よろしくお願いします。

入山 真澄 理学療法士
得意分野: ソフトボール 膝関節周囲
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  運動をしていた経験を生かして、体の動かすことの楽しさや毎日運動を続けることの大切さを患者様と共有できるようにやっていきたいと思います。
 患者様と楽しく元気にリハビリを行っていきたいと思っていますので、宜しくお願いします。

田中 奈々恵 理学療法士
得意分野: 変形性膝関節症など骨・関節疾患
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  「リハビリ」と聞くと、痛いとか、辛いというイメージはないですか?リハビリは患者様が日常生活を自分らしく送ることのお手伝いをさせていただくところです。夢や目標が達成した喜びを一緒に共有できたら嬉しいです。私と一緒に楽しくリハビリをしましょう。
よろしくお願いします。

塩入 洋輔 理学療法士
得意分野: 腰部疾患
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 患者様が困っていること、もっと上手くできたら良いのにと感じることを確認して、目標を決めて生活がより良い物になっていくようにリハビリを行っていきたいと思っています。
 患者様に、「リハビリをやってよかった。」「リハビリは楽しい。」と思って頂けた時に喜びを感じます。よろしくお願いいたします。

三品 文子 リハビリ助手
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1月より病棟からリハビリテーション科へ配属されました助手の三品です。外来は初めてですがリハビリテーション科の明るい雰囲気を守り和やかにスムーズにと努めていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

■リハビリテーション科にかかる代表的疾患

頸・頭

頚椎椎間板ヘルニア、肩こり、頚椎症

体幹部
腰部椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊髄損傷、圧迫骨折


四十・五十肩、肩腱板損傷、上腕骨骨折、コーレス骨折、


変形性股関節症、大腿骨頚部骨折、変形性膝関節症、前十字・後十字損傷、半月板損傷、下腿骨骨折、足関節骨折、足関節捻挫

脳血管・内科疾患
脳梗塞・脳出血・パーキンソン病などの脳血管疾患
肺炎、心不全、帯状疱疹、糖尿病などの運動器不安定症


■当院で使用している物理療法機器

◇ホットパック

 温かいパックを障害部位に乗せ、その温熱作用により血流の増加、痙性(筋の硬さ)の抑制、鎮痛を目的とする機具です。
 適応する疾患
 @疼痛:打撲、捻挫、関節拘縮、リウマチ、変形性関節症、腱鞘炎、腰痛
 A筋スパズム(いわゆる肩こり)
 B痙性

◇極超短波療法(マイクロウェーブ)
 2450MHzのマイクロ波を用い、その温熱作用により血液供給量の増大、鎮痛作用を目的とする機具で、原理は家庭用の電子レンジと同じですが医療用に安全に使えるようになっています。
 適応する疾患
 @疼痛:打撲、捻挫、関節拘縮、リウマチ、変形性関節症、腱鞘炎、腰痛、筋の痛み、肩関節周囲炎
 A筋スパズム
 B筋緊張亢進(筋の硬さ)

◇超音波療法
 超音波は人の可聴範囲を越えた高周波のもので障害部位に照射することにより体の深部(特に骨と筋肉の間)を温め、唯一体に金属が挿入されていても使用できる機具です。
 適応する疾患
 @温熱作用:疼痛、筋スパズム、瘢痕組織、異所性骨化、関節拘縮、リウマチ、腱鞘炎、肩関節周囲炎
 A非温熱作用:靱帯損傷、浮腫、血流改善、炎症の治療促進

◇干渉電気療法
 筋肉が軽く収縮する程度の電気を流し筋肉を動かすことにより血行を改善し慢性的な疼痛の改善を目的とし、萎縮がある筋に対して筋力強化の補助として使用することもあります。
 適応する疾患
 @慢性的な疼痛(腰痛など)
 A筋萎縮

◇牽引療法
 吊りバンドを装着し牽引することで椎間孔の拡大、椎間関節の軽度の変形の矯正、マッサージ効果による循環の改善や促進を目的とする機具です
 適応する疾患
 @頚椎牽引:頚部椎間板ヘルニア、椎間板変性、頚部脊椎症、頸肩腕症候群
 A腰椎牽引:腰部椎間板ヘルニア、椎間板変性、変形性脊椎症、腰痛、坐骨神経痛






東日本大震災ボランティア活動報告

               
理学療法士 芹澤 誠

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない。」

これは岩手県をイーハトーボと呼び、理想の国と言った宮沢賢治が残した言葉です。

今年の5月13日から19日にその岩手県陸前高田市へ行ってきました。ここは3・11に起こった東北太平洋沖地震により、住民の90%以上が被災した、岩手でも甚大な被害を受けた場所です。陸前高田市は未だ十分な交通網が整備されておらず、東京からは新幹線と一日一便のバスに乗り、片道6時間かけて向かいました。被災者の方によると、瓦礫も随分きれいになったと仰っていましたが、町の状態は私から見ると本当に息を飲み込み、そのまま固まってしまうような感覚で、かつてないほどのショックを受けたことを今でも忘れません。

                        

今回、日本理学療法士協会の依頼により被災地で十分なリハビリを受けられない方へのリハビリ指導や、杖・歩行器を津波で流され困っている方に補助具を提供して回るということを中心としたボランティア活動を行い、全国から集まったボランティアの方たちと共に、朝から晩まで避難所や仮設住宅をレンタカーを使用し、市内全域回ってきました。

今回の活動がどれほど効果があったか分かりません。非常に微力な行為でしたが、少なくとも自分自身にとっては本当に大きな経験をさせていただきました。人間には「占有の喜び」と「贈与の喜び」があるそうです。前者は物欲による所有の喜びであり、閉じた喜びです。後者は共にヒトと生きる喜びであり、開かれた喜びです。自分の提供した行為を通じて被災者の方たちと共に生きる喜びを経験させていただき、本当に感謝しています。

岩手は古くから巨大な津波・冷害・飢饉など常に自然の災害と共に歩んできました。なぜ東北の地方ばかりこのような災害を受け続けるのか、誰しも心を痛めてしまうことと思います。しかし裏を返せば、東北の人達だからこそ、このような自然の猛威を乗り越えるエネルギーが脈々と受け継がれ、備わっているのだと信じています。

まだまだ被災地では多くの困難や課題があります。私たち一人一人ができることを、それぞれの思いで続けていくことが大切です。そしてこの震災の経験を風化させず後世の人たちに受け継いでいくことが使命と感じています。東北の木々や山々は本当にうっとりとするほどきれいでした。皆さん機会があれば是非見に行かれることをお勧めします。

                                        
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